「ゼロエミッション」って何?
さて問題です。先日の6月5日は何の日がご存知ですか?
正解は、環境の日です!!
1972年6月5日にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を
記念して定められました。SUBARUでは環境保護のために様々な
取組みを行なっています。今回はその中でも「ゼロエミッション」
についてご紹介します。
「ゼロエミッション」とは、産業から排出される廃棄物や副産物を
他の産業の資源として活用し、結果的に廃棄物を生み出さないシステムのこと。SUBARUは従来の処理方法の見直しはもとより、「ゼロエミッション」活動を
展開し、国内での資源循環を目指しています。
たとえば、使用済みのタイヤをゴミとして捨ててしまうのではなく、
細かく砕いてゴムチップ化し、発電所や製紙会社(パルプ)、
製鉄所などの燃料に再利用しているんです。
最近では、新たに舗装材の一部資源として再利用する取組みをスタート。
埼玉県さいたま市内のショッピングモール「ステラタウン」の
「アニマルひろば」には、使用済みタイヤのゴムチップを100%使用した
舗装が施されています。
使用済みタイヤの表面部分だけでなく、ワイヤーやゴム材などに分けながら
タイヤを細分化して、ゴム部分の全てをチップにし舗装材としてリサイクルする
取組みは、自動車メーカーとして初めてのことなんですよ。
ちなみに、今回紹介した使用済みタイヤだけでなく、使用済み鉛バッテリーや
廃オイルなど、様々な廃棄物の再資源化に取組んでいます。
環境の日をきっかけに、環境のためにできることがなにか考えてみるのも
いいかもしれませんね。