2024 06/01
高原を力強く! ~孤独な鉄道部 第8回~
こんにちは♪
水口店セールスの藤原です
「孤独な鉄道部」 第8回目の今回は、信楽高原鐵道シリーズ第四弾!
人気の忍者ラッピング、「SHINOBI(しのび)トレイン」に乗って各駅巡り
終点の信楽駅までラストスパートです♪
前回の第7回はこちら!
↓ ↓ ↓
今回は前回の続き、雲井駅を出て勅旨(ちょくし)駅へ向かってスタートです♪
このあたりから、信楽焼の窯元の建物がちらほら見えてきます。
信楽に近づいてきているのを実感しますね。
そして、のどかな田園風景の中をしばらく走ると、勅旨駅に到着。
この駅は、特に駅舎がなく、駐輪場とホームだけのとても小さな駅です。
でも、駅のホームの目の前には地元の方が植えられてると思われる花が咲き誇ってました。
とても綺麗ですよね
自分がいつも車窓を見ながら思うんですけど、地元の方にも愛されてる駅って、地元の方のみならず仕事や観光等で訪れる方にとっても、途中駅の雰囲気がいいと、見ていてとても気持ちがいいものですね。
信楽高原鐵道が地元の方に愛されてるんだなって実感しました
そして、勅旨駅を出てしばらく走ると、知る人ぞ知る秘境駅!
玉桂寺前駅に到着です!
秘境駅と言われる所以、、
目の前は田んぼ、そして反対側は川、その川向かいにあるのが、
高野山真言宗のお寺「玉桂寺」です。
ちょうど訪れた際に、土砂降りの雨に見舞われたので、中までは行きませんでしたが、山の中のとても静かな環境でとても趣のあるお寺です。
お寺の名前を冠してる駅なので、そこからお寺へのアクセスは、、、
というと、コレです
やばいです。
この時、私は渡る勇気が出ませんでした・・
参拝者の方向けの橋なのですが、この下を流れているのは、川です、、
高所恐怖症の私にはとてもとても渡れる自信がなく、、、
諦めました
そして、その玉桂寺から信楽駅方面へ向かってすぐ先に川を渡るのですが、その川にかかる橋が、
第一大戸川橋梁です。
この橋はなんと、建造物重要文化財に指定されています!
戦後に再度開通した後に、豪雨災害によって当初の橋が流された教訓から、強固なコンクリート橋梁として国を挙げての研究がなされたようです。
その結果、画期的で当時世界でも稀な工法にて建造された橋梁だそうです。
橋の手前には、実際の橋梁と同じものが置かれていますが、劣化を測るものとして、今でも橋の横に展示されています。
今ではこの工法が、マンションやビルなど、様々な建造物の建設に応用され、地震大国日本のコンクリート技術の礎となってるそうです。
先程の橋全体の写真で、橋の真ん中に支柱がないのがわかりますか?
30メートルもある橋ですが、川の中に支柱がないので、増水しても流される危険が少ないですよね。
1954年から、かれこれ70年近くもこうやって安全に利用されているのも、すごいことですよね!
この日は雨上がりで水が少し濁ってましたが、普段はとてもきれいな水が流れている川の景色が楽しめますよ
そして、車両は 終点 信楽駅に到着!
もう一台のグリーンの忍びトレインがお出迎えしてくれました♪
そして到着したホームの向かい側にはたくさんの狸がお出迎えしてくれます
背の順に並んでるのもなんだかかわいいですね
ここまで各駅を巡りましたが、それぞれにとても趣のある駅ばかりでした。
信楽高原鉄道編はこれにて終了となりますが、次回はエピローグ編をお送りします。
それではまた!!
週末は、お近くのスバルへ