水口店:レッツ、D・I・Y エアコンフィルタ交換編
みなさまこんにちは。水口店の吉村です。
梅雨の時期真っ只中ですね。
ここ近年は「カラ梅雨」だったり、降る加減が極端だったりと難しい気候です。
運転中に急な豪雨に遭遇することもありますので、
ワイパーゴムの交換とガラス面撥水(一部アイサイト車除く)の
ご用命承りますのでスバルディーラーへご相談下さい。
さて、先日堅田店のブログにありましたエアコンフィルターについて
のっからせてもらうことにしました(^^)
以前に購入だけしてなかなか作業ができなかったので、
「珍しく天気の良い」水曜の休みに取り掛かったのでした。
今回は、カーエアコン大手メーカーであるデンソー製の「エアーフィルター」を
スバルの軽「R1」に交換取り付けします。
こちらはスバル用品扱いの商品ですので信頼性はもちろんのこと性能もバツグンです。
ご家庭のエアコンにもフィルターは付いていますが、一般的にはご家庭で洗浄できる
樹脂性のものが大半を占めています。
若しくは最近のエアコンは、非常に高性能ですのでセルフクリーニングをするため、
滅多に見ないかもしれません。
車用のフィルターは洗浄ができず1回使いきりタイプとなっておりますので、
定期的に交換が必要なのです。1年に一度か1万キロ走行に一度が推奨です。
まずはフィルタのある部分をご紹介。
車種によってフィルター装着位置が違いますので全部が同じ場所にはありません。
このR1という車種は運転席足元左奥にエアコンの機構が搭載されております。
(矢印が引けないのでドライバーで指しています)
さて、ここで注意点がありまして、「エアコンフィルターが装着されている」というのは、
最初からではなく、普通乗用車だと17年前ぐらいから(3代目レガシィ)、
軽自動車に至っては4年前(2代目ステラ)から装着となっており、全てが交換対象には
ならないのと、後付け扱いのものが存在するということです。
このR1も元々はフィルター装着という設定はなく、
「フタとネジのセット」という取り付けキットを購入して装着しております。
PM2.5や花粉、黄砂と大気の環境もずいぶん変わったための対応と考えられます。
ネジを6コほど外しまして、フタを開けますとすぐにフィルターでてきます。
ビフォア&アフターです。右が外したもの。
ちょっと交換をサボっておりましたのでずいぶんと汚れやカビが・・・(ぞっとします)
外気を取り込みながらエアコンは動いておりますので、外に舞っているホコリやタンポポの
種子みたいなものもフィルタにたくさんはさまっておりました。
アコーディオン状の隙間に汚れが溜まっている感じです。
左の新品のフィルター面にも黒い斑点が見受けられますが、
こちらは活性炭ですのでカビではありません。
緑色の違いはたぶんモデルチェンジがあって変更されたものかと・・・
たぶんですが、あまりの汚れで変色したものではないと思われます・・・(そう信じたい)
新しいフィルターを入れ込みます。
ケースタイプと違うためやわらかくてややぐにゃっとなっています。
フィルターの右側から外気を取り込んで左側の方へと風が流れていきます。
フタをしてネジを締めて完了。約15分です。
参考に、スバルの乗用車の大半がこの位置です。
助手席のグローブボックスを取り外しますとカートリッジ式になっており、引き出す方式です。
写真のフィルターは新車装着時のため白色です。少し大きいゴミが入っていたので、
今回ははたいてゴミを落しました。次回は交換です。
車は「密室」のイメージがありますが、案外外から入ってくるものも多いです。
砂埃や衣服のホコリがやがてダッシュボード(前席の前面)上に溜まっていくものです。
また、湿気もわりとありますのでカビ発生の温床となりやすいです。
車内を清潔に保ちましょう!
時間があればご自身でも出来ますが、不安な方はもちろんスバルディーラーへお任せ下さい。
フィルターは3000~4500円(税別)、工賃は1000~2500円(税別)となっております。
いつもながらですが、車種によってフィルターの種類と工賃(作業難易度)が違いますので、
価格の幅がございます。ご了承下さい。