2024 06/03
高原を力強く! ~孤独な鉄道部 最終回~
こんにちは♪
藤原です
「孤独な鉄道部」 信楽高原鐵道シリーズ最終回!
最後に取り上げるのは、今回のこのブログを書こうと思った出発点についてです。
最初、信楽駅を訪れた際に驚いたのが、1991年5月14日に起きたあの痛ましい列車衝突事故が起こった際の、車両の部品やプレートなどの一部がそのまま展示されていることでした。
出来るだけそのような現物は人目に晒さないものだと思っていましたが、駅の中に大きく展示されていることに、ただただ驚きました。
遺族の方が中心になって設けられた展示スペースですが、今後も事故の事実と向き合って、風化させない、二度と起こさないという信念を感じました
この事故は、列車同士が正面衝突し死傷者が600人を超える大惨事となってしまいました。
当時10代前半だった私も、その当時のリアルタイムで見ていたニュース映像でかなり衝撃を受けた記憶があります。
事故の詳細には触れませんが、この事故を機に、ご遺族の方中心に、当時は存在していなかった鉄道事故への安全調査機関の設置に向けた働きかけが活発に行われて、それが現在の、国土交通省運輸安全委員会へとつながっていきました。
今でも、様々な事故のニュースでその名前を聞きますよね。
事故現場の慰霊碑は、最初に取り上げた駅である紫香楽宮跡駅からほど近い場所にあります。
新名神高速道路の信楽インター出入口の真正面がその現場です。
まずはそちらへ赴き、現場で手を合わせてから行いました。
車両の紹介の際にも少し触れましたが、その事故で廃車になった車両の追加として、事故後に導入された富士重工業製のSKR301型車両から安全基準が見直され、現在は、更に改良されより安全装備も増した車両にて運行されています。
鉄道車両と自動車は造りは違えど、同じスバルで製造された製品を扱っている者として、多くの犠牲と教訓によって今の安全技術の進化があるということを肝に銘じ、これからも、より安心安全な車とサービスを提供していきたいと、地元の水口店一同考えております。
今回は真面目な話になりましたが、これにて信楽高原鉄道編は完結です!
あとがき・・
5月末にて水口店を離れる事となり、水口店 孤独な鉄道部 はこれにて活動休止いたします。
今までお付き合いいただき、ありがとうございました!!
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(水口店スタッフより)
藤原さん約3年間ありがとうございました。
ムードメーカーが去ってしまい、寂しい気持ちもありますが、
新天地でも頑張ってください!
応援しております!!
藤原が担当させていただきました
スバルユーザー様につきましては、
引き続き水口店スタッフ一同でフォローさせていただきます。
今後とも水口店を何卒宜しくお願い致します。
週末は、お近くのスバルへ