カースポット守山ブログＪＢＬのスピーカー
こんにちは、カースポット守山の藤田です。
今日は久しぶりにスピーカーの話題をお届けします。
今回はこちら
アメリカの有名なスピーカーブランド、ＪＢＬのスピーカーです。
長い歴史の中で、数々の名機と言われるスピーカーを輩出してきた名門ブランドです。
一般的にＪＢＬはＪＡＺＺの再生に適したスピーカーだと言われています。
虚飾を排して、楽器の音をリアルに再現しようという方向性のスピーカーだからかも
しれません。
からっと乾いた音と表現されることもありますね。
最近、ＪＡＺＺのＣＤをご紹介しているうちに、聴きたくなって引っ張り出してきました。
これは、１月８日のブログでご紹介した、高島のヴィンテージオーディオショップ
「音の市」さんで購入したものです。
ＪＢＬのスピーカーって、ぱっと見ただけではいつ頃の製品か
わからないモデルが多いのですが、こちらは1960年代に発売された、
すでに50年以上経過している物です。
これはランサー101と呼ばれるものなんですが、
一般的に認知されているランサー101とは少し仕様が違うモデルです。
基本的には
こちらの天板に大理石がはめこまれた、
C56 DORIANというエンクロージャー（箱）に、
こちらのＬＥ１４Ａという３５センチ口径のウーファーを使用した２ウェイスピーカーです。
多くはツィーターにＬＥ１７５ＤＬＨという蜂の巣のようなグリルが装着された
ホーンツィーターが装着されているのですが、こちらは
ＬＥ２０というペーパーコーンのツィーターがセットになっています。
ネットワークユニットもＬＸ１０からＬＸ８に変更されており、
かなりレアなモデルですが、あまり人気がないのか、
格安でお譲りいただきました。
ですが、ＬＥ２０もヴィンテージの市場では高性能なユニットとして
大変人気のあるツィーターです。
しなやかで柔らかな出音は、このツィーターならではの魅力だと感じています。
ウーファーと共に、今はほとんど使用されない”アルニコ磁石”というものが
使われており、柔らかくて渋い音は今のＪＢＬのスピーカーでも
出せない味わいだと思います。
ネットも、木の格子ではなく、布が使用されていますが、
個人的には趣があってこっちの方が好みです。
私がメインで使用しているSEASのユニットのスピーカーを、
イタリアンレストランの明太子パスタとしたら、こちらは鰹出汁の効いた
手打ちうどんのような印象です。
どちらが優れているとか考える次元ではない魅力が、
それぞれに存在するのがスピーカーの魅力です。
今日の１枚です。
ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー です。
私が学生時代に、「ＪＡＺＺってなんかいいな」と思うきっかけとなったＣＤです。
ウィントン・ケリーは、ベースのポール・チェンバースと共に、
先日ご紹介したハンク・モブレーのSoul Stationにも参加していた
私の敬愛するＪＡＺＺメンです。
ウェス・モンゴメリーはモダンジャズを代表するギタリストで、
オクターブ奏法という独特な演奏方法で、厚みのあるギターが特徴です。
２人を中心とした熱い快演が聴ける１枚です。
さて、今日は最後になりますが、おすすめの１台です。
平成２６年式 ＢＲＺ Ｓ ６ＭＴ です。
ＢＲＺの入荷は久しぶりです。
格好よくキマっているお車です。
ご興味を持ってくださいましたら、下の「在庫を見る」より詳細をご確認ください。
それでは、今日はこの辺で失礼させていただきます。
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