寒さに強い植物
こんにちは彦根店の藤田です。
先日は今期最強寒波の到来で、当店は大雪に見舞われました。
総勢で雪かきしても追いつかず、3日間裏の駐車場と出口を封鎖させていただき、ご迷惑をお掛けしました。
今は通常に戻っております。
私の住む水口も、雪はそれほどではありませんでしたが、3日ほど気温が異常に下がりました。
私の趣味である植物を管理する温室小屋も、加温していないこともあり、
ほぼ外気温と同じ寒さに見舞われています。
冬を経験し、植物の耐寒性について深く考えさせられました。
一般的に人気の夏型植物と呼ばれるパキポディウムの仲間たちは上記の写真のように、
気温が下がると葉を落とし休眠状態に入ります。
上手く休眠から目覚めることができれば、春に新しい葉を展開するようになります。
それに対し、冬にも元気に青い葉を茂らせる植物もいます。
まず、冬型塊根植物といわれる植物です。
オトンナ属、チレコドン属などに属する植物などが冬型である場合が多いようです。
そんな中で、私はこの万物想といわれる植物に魅了されました。
大きさの割に凄い威厳を感じます。
繊細な葉っぱ、花の咲いた後に残る枝の様な物が異常な情報量を発しているように思えました。
正式にはチレコドン レティキュラーツスという名前だそうです。
同じく、一般に冬型植物と呼ばれることの多いこちらの植物、
ケラリア・ピグマエアという植物は寒さにやられて葉が変色してしまいました。
油断していましたが、春に向けて復活してくれればと思います。
次に、寒さに強い植物としてアガベをご紹介します。
パリー系、ブルーグロー、モンタナなどドライガーデンに使用される種類のアガベは寒さに強いです。
ユタエンシスという種類の子苗をたくさん仕入れましたが、これらも寒さに強いです。
笹の雪といわれる種類も耐寒性が高く、寒さを気にせず育てることが可能です。
逆に今人気のチタノタといわれる種類は、耐寒性があまり無いですが、何とか現状維持で耐えている感じです。
発根を管理している子苗などは、部屋に取り込んで過保護に管理しています。
正直に言うと、初めての冬でわからないことばかりです。
皆様、是非アドバイスを下さい。
植物のお話ができることを楽しみにしています。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。
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