ニュルブルクリンクってなに
お世話になっております。堅田店サービス小森です
前回ニュルブルクリンク24時間レースに帯同します。とお知らせしておりましたが、これから本番まで「このレースとは一体何?」というところをお伝えしていきます!
まず、今回は舞台となるニュルブルクリンクとは?というところから。
ドイツ・ニュルブルクという都市にあるリンク(サーキット)になります。鈴鹿にある鈴鹿サーキットと似たネーミングですね。
歴史は古く、オープンしたのは1927年。当時はサーキットというものが無く、市街地を封鎖してレースや自動車の開発が行われていたようです。しかし、事故が起きた際の安全面が問題となり、ADAC(日本でいうJAF)やドイツ政府の支援により着工、オープンとなったそうです。
そして、このサーキットの特徴が何と言ってもその険しさ。
ノルドシュライフェと呼ばれる北コースとGPコースを合わせて1周がなんと約25㎞。ちなみに鈴鹿サーキットは1周5.8㎞です。下のコース図で北コースがいかに大きいかお分かりいただけるかと思います。
SUBARU-MSM NBRを知る より引用。
そして高低差は300m。 この高低差の身近なところでは、滋賀から京都・白川通へ抜ける山中越えで、近江神宮ー比叡山ドライブウェイ料金所間 その高低差が約220m。それをも上回る高低差です。
堅田店から白川通までが21㎞だそうなので、山中越えを行ったり来たり。それを24時間、全速力で走り続けていると思ってもらえれば、少しはイメージがつくでしょうか?
ニュルブルクリンクというサーキットではありますが、元々一般道を封鎖してレースをしていた時代に設計されたサーキットですので、ほぼ一般道に近い道になっています。凸凹も酷く全開で走るマシンはちょっとジャンプするほど。。。
一般道の要素がすべて詰め込まれている。と言われているニュルブルクリンク。自動車メーカーにとっては車両開発をする上で「聖地」と呼ばれる場所です。
そんな場所で24時間。昼も夜も走り続ける車両のメンテナンスへ行ってきます。